『前給』導入で採用のコストパフォーマンスが改善!平均年齢55才でも迷わず使える操作性が魅力
1999年に、日本初の家事代行サービス会社として設立された株式会社ベアーズ。登録スタッフ数は約60,000人と、業界トップクラスの規模を誇ります。
同社はスタッフさんがより働きやすい職場を目指し、2022年8月に給与前払いサービス『前給』を本格導入しました。
今回は、ベアーズ様が雇用面で抱えていた課題や『前給』を導入した理由について、家事事業本部シニアマネージャーの友納(とものう)様に伺いました。
お客様プロフィール
家事代行サービスは、子育て・介護をしながら働く人が多い
ーー家事代行サービスで働くスタッフさんの特徴を教えてください。
家事代行サービスで働くスタッフは、女性が中心という特徴があります。
20代から80代まで幅広い層の方が働いていますが、特に主婦層だと「社会保険の扶養控除が受けられる範囲内」で働くスタッフさんが圧倒的に多いです。
毎回固定のお客様にお伺いする定期の案件を持つスタッフもいれば、単発でお仕事を持つスタッフもいて、子どもが夏休みの8月・9月にまるっと休みを取るなど、ご家族のご都合に合わせて月によって勤務日数に違いがみられる人もいます。
子育てをしながら、介護をしながら、家庭と仕事を両立させている方が少なくありません。
急なライフイベント発生でも安心して働ける環境を提供したい
ーーなぜ給与前払い制度を導入しようと思ったのでしょうか?
昨今ニュースでも言われているように、すべての世代での貯金額の減少が進んでいるなか「育児や介護・冠婚葬祭など様々なライフイベントが発生する際に安心して働ける環境を提供したい」という気持ちがまずありました。
「扶養控除の範囲内」で毎月の収入を抑えて働きたいスタッフにとっても、こうした前払い制度があることは、万が一に備える意味でもとても安心です。
このように給与前払いは「お金の調整」がしやすいため、制度導入することで結果的に求人応募数が増えるのではないかと考えました。
「ベアーズは給与前払いを導入している企業」ということを、求人広告に載せたかったことも理由の一つです。
ーー求人応募数と給与前払い制度の関係について、競合他社を意識したこともありましたか?
はい、ありました。実際に、家事代行サービスの求人を調べると「給与前払い制度あり」などと掲載している企業が存在します。
他の業種で調べたときにも、かなり多くの企業が導入していたため「時代に乗り遅れているのかな?」と感じたこともありました。
そこで給与前払い制度の内容を調べたところ、「この制度なら当社のスタッフさんが抱えている悩みも解決できる」と感じたんです。
実際に、サービス提供企業との商談時にも「求人応募率アップのために導入している企業がほとんどです」と説明を受けたので、給与前払いサービスの導入を決断しました。
勤怠実績をリアルタイムで出すためにサービス導入が必要だった
ーー給与前払い制度を自社で導入することは考えなかったのでしょうか?
「スタッフさんが安心して働ける環境を提供したい」という思いがあったので、自社での前払い制度導入を考えたこともあります。
しかし、当社のスタッフは60,000人と数があまりにも多いため、業務負担を考慮して断念しました。
例えば、申請者1人1人の口座へ人力で前払い金を振り込む作業も、大きな手間になってしまいます。
また、給与前払い制度の性質上、申請があってからすぐに振り込まなければ意味がありません。
そのためには勤怠実績をリアルタイムで出す必要があるものの、自社での対応だと勤怠実績をリアルタイムで出すことが現実的ではなかったんです。
「勤怠実績をリアルタイムで出すためには、専用サービスの導入が必要だ」と感じ、給与前払いサービスを導入することになりました。
給与前払いサービス『前給』を導入した4つの理由
ーー数多くの給与前払いサービスがあるなか、弊社の『前給』を導入した理由について教えてください。
『前給』を導入した理由は、大きく次の4つです。
『前給』は給与前払いサービスのパイオニアで、なおかつ銀行グループが運営する安心感があります。
よくわからないサービスよりは「銀行グループが運営しているサービスです」と紹介したほうが、従業員がサービスを利用するうえでの安心感にもつながりやすいと感じました。
また『前給』は、他のサービスより従業員が負担する手数料を軽減できる点も魅力でした。
我々が比較したサービスのなかには、従業員の手数料負担が大きくなりやすい「立替型」のサービスもあったんです。
その点、『前給』は「プール型」の給与前払いサービスなので、立替型と比べて従業員が負担する手数料を軽減できます。
きらぼしテックのご担当者から『前給』を提案されたとき、「より当社に寄り添ったプランだな」と感じました。
ーーありがとうございます!「サポート体制の充実」を感じたエピソードがあれば、教えてください。
エラー動作に対する素早いサポートを受けたとき、「サポート体制が充実している」と感じました。ほとんどは当社側が原因でのエラーなのですが、問い合わせるとすぐに修正・サポートしてもらえるので心強いです。
あとは、『前給』を当社の勤怠システムと連携していただき、勤怠実績の管理から前払い金の支払いまでがスムーズにおこなえて助かっています。
ーーその他に、他社サービスとの違いで「前給のここが良かった」と感じることはありますか?
ララPayプラスアプリを通じて前払い金を電子マネーにチャージすると、手数料が無料(条件あり)になることです。
他だと「前払い申請金額×◯%」の手数料が発生するサービスもあるのですが、よりスタッフさんの負担を軽減したかったので『前給』を選びました。
『前給』は、チャージした電子マネー(ララPayプラス)の残高を大手コンビニや飲食店などでも利用できるので、普段の生活でも十分使ってもらえます。
また、アカウント作成と同時に発行されたバーチャルカード(ララPayプラス Visaバーチャルカード)も普及させていきたいです。
ララPayプラス Visaバーチャルカードを使えば、『前給』からチャージしたお金をオンラインショッピングやオンラインゲームでの支払いにも利用できます。
ララPayプラス VisaバーチャルカードはララPayプラス(アプリ)のアカウントを作成すると、即時発行できるので、「このような便利なサービスがあるよ」と、当社のスタッフさんにも伝えていきたいと思います。
管理者目線で言うと、ただ前払いするだけではなく日常使いでの横展開が生まれる点は、『前給』ならではのメリットだと感じました。
『前給』は平均年齢55歳以上のスタッフでも使いやすい操作性が特に魅力的
ーー『前給』の操作性に関してはいかがでしょうか?
当社で働くスタッフさんの平均年齢は55歳を超えていますが、「使い方がわからない」などの問い合わせがきたことはほとんどありません。
給与前払いサービスは、お金に関わるサービスなので、
などの問い合わせがこないか心配していましたが、予想以上にトラブルがなくて安心しています。
当社では70歳のスタッフも利用しているので、「前給は高齢スタッフも使いやすい給与前払いサービス」と言えるのではないでしょうか。
ーーありがとうございます!ちなみに、ベアーズ様は60,000人の登録スタッフを抱えていますが、どのような方法で『前給』を周知させたのでしょうか?
既存のスタッフさんに対しては、ワーカーさん向けのアプリ上にお知らせを掲載したのと、個別にダイレクトメッセージを送信して周知させました。
一方で、新規のスタッフさんに対しては、入社前のセミナーの場で『前給』に関して説明する場を設けています。
あとは、きらぼしテック様に作成いただいたパンフレットを、入社後の研修資料のなかに入れて周知させました。
わかりやすいパンフレットを作成いただいたおかげで、スタッフさんに説明しやすくて助かっています。
2022年8月の本格導入後、『前給』の利用者数は3ヵ月で2.3倍に
ーー2022年8月の本格導入後、前給の利用者数はどのように変化していますか?
『前給』を本格導入した2022年8月と比較して、3ヵ月後には利用者数が2.3倍になりました。
月に何度も利用しているスタッフさんもいますし、今後はさらなる認知度アップにつながるキャンペーンも実施できればと思っています。
ーーご利用いただき、ありがとうございます!『前給』の導入が求人応募数アップにもつながれば良いですね。
実は『前給』導入後のタイミングで、採用にかかるコストパフォーマンスが改善しました。
今、採用に関して「恐らく他社では真似できないのではないか」と思うほどの費用対効果が出ています。
『前給』は、求人媒体に出稿する広告料などと比較して、少ない金額での効果を得られることもメリットですね。
前払い制度があることが、採用効率アップの一つの要素になっていることは間違いないと思います。
今後は「暮らしのなかで日常使いできるツール」として普及させていきたい
ーー最後に、『前給』を今後どのように使っていきたいか教えてください。
今、『前給』は「前払いを利用するためのツール」としてスタッフさんから捉えられているので、今後は「暮らしのなかで日常使いできるツール」として普及させていきたいです。
ベアーズのサービスも、「日常で当たり前に使われていくサービスにしたい」という思いがあります。
同様に、前給も「暮らしのなかで日常使いできるツール」として普及させていきたいですね。
ー-弊社としても、『前給』がより使いやすいサービスとなるようにアップデートして参ります。本日は、ありがとうございました!
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