『前給』があることを理由に入社するドライバーが増加!物流会社を支える福利厚生として欠かせない存在に
株式会社NTSロジ様は、独自の定温輸送システムやネットワークを武器に首都圏の物流を支える企業です。
株式会社キョウエイ様、株式会社NTSサービス様といったグループ各社と連携して物流サービスを提供されています。
今回は、同社が給与前払い制度を導入した理由や『前給』導入後の効果について、常務取締役の秋山 香様・総合管理室の藤井 陽代様に伺いました。
お客様プロフィール
給与前払い制度を導入した理由は、ドライバーさんを採用しやすくするため
ーー給与前払い制度を導入した理由について教えてください。
秋山様:
給与前払い制度を導入した最も大きな理由は、「ドライバーさんの採用で有利になる」と思ったからです。
宅配需要の拡大なども影響し、採用活動においてドライバーさんは引く手数多の売り手市場が続いています。
少しでも条件が悪いと感じれば、もっと待遇の良い他の企業へ移ってしまうため、今はあらゆる物流会社がドライバーさんを取り合っている状況です。
ドライバーさんが荷卸し先や積込み先で別な会社の従業員と会ったときには、
などと情報を交換し合い、次の勤務先候補について普段から話しているようです。
当社の話題が出たときに「同業他社より福利厚生面で劣っている」と思われたくなかったので、福利厚生としても人気の高い給与前払い制度を導入しようと思いました。
また、ドライバーさんのなかには、1社で勤務し続けるのではなく複数の会社を転々とする方も結構いらっしゃいます。
すると、前の会社を辞めてから次の会社で働くまでに期間が空くこともある。
「家計を支えている人」にとって、給料が入らない期間が少しでもあると生活に支障をきたしかねません。
しかし、給与前払い制度を用いてすぐにお金を支払うことができれば、給料が入らない期間を極限まで減らすことができます。
上記2つの背景から、「働いた分の給与を好きなタイミングで受け取れる制度を導入することで採用力を強化できる」と感じたので、給与前払い制度の導入を決断しました。
社内融資制度の他に「資金面のサポートができる制度」が必要だった
ーー給与前払い制度以外に、従業員へ資金を提供する方法は検討しなかったのでしょうか?
藤井様:
実は、当社では主に正社員向けに「社内融資制度」を導入しています。
給与前払い制度を導入する前は、急に資金が必要になって困っている従業員に資金を提供するには会社からお金を貸すことしか方法がありませんでした。
しかし、入社して間もない従業員に会社からお金を貸し出す行為はリスクを伴います。
また、「社内融資制度」を使ってお金を借りるには上司や経営幹部からの承諾を得る必要があり、従業員視点に立つとハードルが高いのが現状です。
そのことも影響し、正社員以外のドライバーさんへお金を貸し出すことはほとんどありません。
一方で、急な資金需要が発生するのは正社員以外のドライバーさんのほうが多いため、「彼らに対する資金面のサポート」が必要でした。
何か新しく手を打つ必要があると感じていたとき、給与前払いサービスの存在を知りました。
当社の社員が「社内融資制度」を使ってお金を借りるには、申請後に最低でも5営業日は待たなければなりません。
一方で、給与前払いサービスの『前給』を利用した場合は、従業員が申請したあと最短で翌日にはお金が振り込まれます。
お金を必要としている人により早く支払える点も、給与前払いサービスを導入するメリットだと感じました。
『前給』を導入した2つの決め手
ーー過去には別な給与前払いサービスも利用していたNTSロジ様が、弊社の『前給』を導入した決め手を教えてください。
秋山様:
『前給』を導入した決め手は、大きく次の2つです。
給与前払いサービスを導入する際、サービスの仕組みが「貸金業法」や「利息制限法」などの法律に抵触していないかが気がかりでした。
その点、『前給』は各法律を意識した安心安全なサービスなので、管理者としても安心して導入できます。
『前給』を提案いただいたとき、
などが強みだと感じました。
また、以前利用していた給与前払いサービスは、従業員の手数料負担が大きいこともネックでした。
一方で、『前給』は従業員の手数料負担を軽減できることがメリットです。
手数料負担を軽減できると従業員が利用しやすくなると思ったので、『前給』の導入を決断しました。
『前給』を導入したことで採用率・従業員定着率が向上
ーー『前給』導入後の効果を教えてください。
藤井様:
最も大きな効果は、『前給』があることを理由に入社するドライバーさんが増えたことです。
ドライバーさんの売り手市場が続いているなか、同業他社より条件が劣っているとなかなか思うような採用活動はできません。
しかし、当社は「前給制度の導入企業」というアドバンテージがあります。
特に入社したての従業員ほど『前給』の利用率が高いので、「就業先に給与前払い制度があることを希望する求職者は一定数いる」と言えるのではないでしょうか。
そのようななか、当社は求職者に向けて『前給』がアピールポイントになっていると感じています。
実際に、直近1年分のデータを調べてみたところ、入社したてのドライバーさんのうち約4人に1人が『前給』を利用している事業所もありました。
『前給』の導入が、採用率アップの一要素になっていることは間違いありません。
今は多くの求職者が福利厚生の充実度を気にしているので、「福利厚生として『前給』の導入は欠かせない」と感じています。
ーーありがとうございます!『前給』を導入したことで従業員の定着率にも変化はみられましたか?
藤井様:
『前給』をよく利用している従業員ほど、定着しやすくなったように感じています。
当社には月に2.3回『前給』を利用している従業員もいるので、そのような方々は「困ったときは『前給』がある」と安心して働けているのだと思います。
また、当社には社内融資制度もありますが、従業員が社内融資制度を使ってお金を借りる際は「申請理由」や「返済方法」などを細かく記入する必要があるんです。
その点、『前給』の場合は利用したい旨を一言伝えるだけで済むので、申請しやすくなるだけでなく従業員の個人情報が守られる点もメリットですね。
今後も従業員が利用しやすい『前給』を使い続けることで、従業員の定着率アップにつなげていきたいと考えています。
「従業員が生活を安定させるためのサービス」として活用していきたい
ーー最後に、前給サービスを今後どのように使っていきたいか教えてください。
秋山様:
今、前給サービスを利用できるのは正社員以外の従業員に限定されていますが、今後は正社員も利用できるように対象の幅を広げる予定です。
当社で働くすべての従業員が「生活を安定させるためのサービス」として、『前給』を活用していきたいと思っています。
また、きらぼしテックさんは「ララPayプラス(アプリ)」を提供されていますが、当社でも新しく入社した方に「ララPayプラス(アプリ)」を紹介しています。
従業員からすると、「ララPayプラス(アプリ)」を通じて前払い金を電子マネーで受け取れば手数料が無料になるのでお得です。
また、「ララPayプラス(アプリ)」でウォレット残高にチャージした前払い金は、大手コンビニや飲食店での決済に使えたり個人間送金ができたりと便利な使い方ができます。
さらに、「ララPayプラス(アプリ)」でバーチャルカード(ララPayプラス Visaバーチャルカード)も発行できます。
ララPayプラス Visaバーチャルカードなら、『前給』からチャージしたお金をそのままECサイトでの決済やオンラインゲームでの支払いに利用できます。
最近はネットコンテンツを使う人も増えている印象ですし、当社の社員にもぜひララPayプラス Visaバーチャルカードを活用してもらいたいですね。
今、当社に新しく入社してくる従業員で『前給』を申請した人のうち、4人に1人が「ララQ」(現ララPayプラス)を利用している状況です(※2022年11月の前給利用実績をもとに算出)。
従業員がお得に使えるサービスとして、今後も「ララPayプラス(アプリ)」を紹介していきたいと思っています。
ーーより便利なサービスとなるように、弊社もサービス拡充に努めて参ります!本日は、ありがとうございました!
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