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2024年問題を目前に、残業代以外で採用力を高めたい物流業。福利厚生のために「給与前払い制度」を導入

▼課題
・人材の採用を有利にするため、福利厚生を充実させたい
・切り替えに伴い、安心して利用できる給与前払いサービスを導入したい

▼『前給』導入の決め手
・銀行グループである、きらぼしテック株式会社への信頼感

▼『前給』導入の効果
・給与前払いサービスの導入により福利厚生を充実できた
・従業員の手数料負担を削減できた
・電子マネー決済など、受け取った前払い金を幅広く活用できる
・充実したフォロー体制のもとスムーズに切り替えられた

株式会社ウエルストンエキスプレス様は、貨物輸送・倉庫・保管・流通加工など、40年以上にわたって物流サービスを提供されている企業です。

今回は、同社が抱えている課題や給与前払いサービス『前給』を導入した経緯について、安全監査部次長の小林秀史様に伺いました。


お客様プロフィール

https://www.wellstoneexpress.co.jp/index.html

人材採用が難しくなるなか福利厚生を充実させる必要があった

ーー御社が抱えている課題を教えてください。

小林様:

人材の採用が年々難しくなっていることです。当社はトラックによる貨物輸送だけではなく、倉庫での保管業務や梱包・封入などの流通加工業務も展開しています。

倉庫を建てる場所は、広大な敷地面積を必要とすることも少なくありません。すると、倉庫を建てられる場所が限定されてしまい、近隣に同業他社の倉庫も集まることになります。

  • 近隣での応募者の人数には限りがあること

  • ライバル企業も人手を必要としていること

などの理由から、より一層、採用の激戦区になってしまうんです。

また、駅から離れた場所に倉庫を建てるケースが多く、求職者が通いづらいことも採用を難しくする要因の一つです。

そうした背景のなかで、採用力を高めるために給与体系を見直すことはもちろんですが、時給の高い企業と給与面だけで競争するのは限界があるし、際限なく続いてしまいます。

なので、それ以外の福利厚生面を充実させる必要がありました。

ーー倉庫業での人材確保は難しい状況にあるのですね。「ドライバーも引く手あまたの売り手市場が続いている」と聞いたことがあります。御社でも「ドライバーを採用しにくい」と感じることはありますか?

小林様:

当社でもドライバーを募集しているのですが、なかなか思うように採用できていません。当社は早くから「週休2日制」を採用している運送業界では珍しい会社です。

物流業でも時間外労働時間の上限が規制される「2024年問題」に現時点で対応できるよう、過重労働が発生しないクリーンな勤務体系を構築してきました。

ただ正直なところ、勤務時間が少ないとその分稼ぎづらいという側面もあるんです。

そこで当社では、「クリーンな勤務体系を維持しつつ求職者が増える職場にするためには、福利厚生制度の充実が欠かせない」と考えました。

ーー福利厚生を充実させる目的で、給与前払い制度を導入されたということでしょうか。

小林様:

そのとおりです。当社はもともと採用に多くのコストをかけていたのですが、それでも思うように人が集まりませんでした。

そのようななか、同業他社を訪問した際に「給与前払い制度の存在自体が求人応募率アップの一要素になっている」という話を聞いたんです。採用力強化につながるのであれば、ぜひ給与前払い制度を導入したいと考えました。

そしてドライバーは、転職する人も多い職種です。そのなかで、従業員ニーズの高い給与前払い制度は定着率を高める意味でも効果的だと感じました。

ーー給与前払い以外で、福利厚生を充実させる目的で取り入れた制度はありますか。

小林様:

以前から「入社祝い金制度」を設けています。しかし、他社の事例だと「入社祝い金を受け取ったあとすぐに退社してしまう」などのトラブルがあるようで……。

その点、「給与前払い制度」は自分で働いた分のお金を給料日前に受け取れる制度なので、トラブルも少なくて安全だろうと思いました。

入社祝い金のような「入社を促すための制度」を考えている企業は、先に給与前払い制度を導入してみて、その効果をみてから他の施策を考えるのもおすすめですね。

信頼できるサービスを導入したかった

ーー続いて、給与前払いサービスのなかでも、『前給』を導入した経緯を教えてください。

小林様:

実は当社では以前、別の給与前払いサービスを利用していたんです。しかし、そのサービスが急きょサービス停止になることが判明しました。

すでに給与前払いサービスの恩恵を受けているスタッフがいたので、サービス利用自体を無くすわけにはいかなかったんです。

そこで他のサービスへの切り替えを考え、迷いなく選んだのが、きらぼしテックさんの『前給』でした。

ーーありがとうございます!迷いなく『前給』を選んだ理由は何だったのでしょうか。

小林様:

銀行グループである、きらぼしテックさんへの信頼です。銀行のなかでも特に、きらぼしさんとは以前からお付き合いがあり、とても信頼できる企業だと感じています。

給与前払いサービスはお金を扱うサービスなので、信頼関係がかなり重要です。

銀行グループが運営する安心感は他の前払いサービスにはなく、銀行系である『前給』なら安心して継続利用できると思ったので迷うことなく導入しました。

現在、当社では『前給』を一部の営業所で導入しており、正社員・パート・アルバイト従業員も含めて約520人が対象になっています。

『前給』を導入して良かったと感じた3つのエピソード

ーー『前給』の導入から2ヵ月弱が経過しましたが、「導入して良かった」と感じたエピソードがあれば教えてください。

小林様:

『前給』を導入して良かったと感じたエピソードは、大きく次の3つです。

1. 従業員の手数料負担を削減できたこと
2. 「ララPayプラス」の活用により従業員の利便性が高まったこと
3. サービス利用しやすく、不満の声が一切聞こえてこないこと

1つ目は、以前のサービスと比較して従業員の手数料負担を削減できたことです。

せっかく給与前払いサービスを導入しても、従業員が利用する際のお金の負担が大きければなかなか使ってもらえません。その点、『前給』は従業員が負担する手数料も安いので、利用しやすいサービスだと感じます。

また、前払い金をララPayプラス(アプリ)で受け取る場合、一定の条件を満たせば、従業員が負担する振込手数料が無料になるのも嬉しいポイントです。

2つ目は、ララPayプラスを活用すると従業員の利便性が高まることです。

ララPayプラスとは、ウォレットサービスと『前給』がひとつになったアプリです。次のように、従業員はララPayプラスで受け取った前払い金を幅広い用途で活用できます。

【ララPayプラスの活用シーン】

・全国の大手コンビニや飲食店でのお支払い
・ユーザー同士での個人間送金
・ATMでの現金出金

例えば、ドライバーだとコンビニで休憩する時間も多いので、そのようなときに前払い金の残高でスムーズに支払いができるララPayプラスは、とても便利だと感じます。

アプリを使ったQRコード決済や個人間送金は、以前利用していた給与前払いサービスにはなかった機能なので、切り替えて良かったエピソードの一つです。

さらにララPayプラスのアカウントを作成すると同時に、Visaバーチャルカードの発行もできます。

バーチャルカードを使うと、インターネット通販での支払いやオンライン・コンテンツでの支払いにもララPayプラス残高を使えて便利です。

「ララPayプラス Visaバーチャルカード」は、審査不要かつ年会費・発行手数料がかからないのも嬉しいポイントですね。

『前給』を導入して良かったと感じた3つ目のエピソードは、サービス利用しやすく、利用者・管理者ともに不満の声が一切聞こえてこないことです。

きらぼしテックさんに、わかりやすいパンフレットを作成いただいたことで、初めて『前給』を利用する人も戸惑うことなく操作できているようです。

また、フォロー体制も充実しており、以前利用していたサービスからの切り替えもスムーズにできました。

実は『前給』への切り替え時、以前利用していたサービスの終了期日が目前に迫っていたんです。

切り替え期間が非常にタイトななか、きらぼしテックさんの担当者には社内調整資料や現場の説明資料の用意など、臨機応変にご対応いただきました。

さらに、切り替え前の給与前払いサービスで使っていた勤怠システムのフォーマットをそのまま使えるように調整いただいたことも「フォロー体制の充実」を実感したエピソードの一つです。

切り替え前の給与前払いサービスで使っていた勤怠システムのデータを『前給』に反映いただいたおかげで、勤怠システムを改修する必要がなくなりました。

きらぼしテックさんが用意した専用ツールで勤怠実績をアップロードするだけで済むので、操作もラクで大変助かっています。

ーー課題に挙げられていた「人材採用」の面で、『前給』が活かされていると感じることはありますか。

小林様:

給与前払い制度を導入している営業所は、まだ給与前払い制度を導入していない他の営業所と比べて求職者の数が多いので、「制度があること自体が求人応募率アップの一つの要素になっている」と言えますね。

実際に、利用者から「手数料が安い前給があることで資金繰りの面で助かっている」とのお声を聞いたことがあります。

今後は『前給』の導入範囲を全社に広げたい

ーー今後『前給』をどのように使っていきたいか教えてください。

小林様:

今は試験的に一部の営業所でのみ『前給』を導入しているのですが、今後は導入範囲をすべての営業所に広げたいと思っています。

当社ではお中元やお歳暮の荷物が出回る時期など、一定期間だけ人員を募集することがあるんです。しかし、最近では思うように人が集まらなくなってきました。

短期で働く人は特に給与前払いのニーズが高いので、『前給』を全社的に導入することで短期アルバイトを募集する際も有利に働くと思っています。

また、これからの世の中は副業として働く人の数も増えてくるはずです。実際に当社にも、フリーランスや自営業者の方で複数仕事をするうちの一つとして物流業務に携わる人が増えてきました。

そのような人々のなかには、コロナ禍を機に他の事業の業績が不安定になり、なかなか回復できない人も含まれます。

突然お金が必要になって前払い制度を利用する人もいるのではと予想されるので、今後『前給』はさらに需要が高くなると思いますね。

また先ほども申し上げたとおり、当社は業界のなかでも従業員1人あたりの労働時間が短い会社です。

それだけプライベートの時間を確保できるはずなので、従業員が旅行に出掛けるときなど『前給』を便利に使っていただきたいですね。

ーー我々もさらなるサービス拡充に努めてまいります!本日は、ありがとうございました!

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