デジタルウォレットとは?仕組みやメリット・使い方など全まとめ
デジタルウォレットとは、決済やデジタル資産管理といった機能を集約したサービスです。
デジタルウォレットを使うと、スピーディーな決済ができるだけではなくお金の管理もできるなど、さまざまなメリットを得られます。
この記事では、下記の順番でデジタルウォレットの基礎から利用の流れまで網羅的にお伝えしますので、ぜひご一読ください。
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デジタルウォレットとは?
デジタルウォレットとは、電子マネーや仮想通貨・クレジットカード情報などをひとつのアプリ上で管理できるものです。
別名「電子ウォレット」とも呼ばれています。
デジタルウォレットには、決済だけではなくミニアプリなどさまざまな機能が集約されています。
利用者は個人間送金ができたり、店舗側はセール情報を掲載したりと幅広い活用が可能です。
また、デジタルウォレットを所有することで、個人や企業がデジタル資産やID属性情報を保存・管理できます。
▼デジタルウォレットの主な機能
デジタルウォレットはサービスによって強みが異なるため、目的や用途にあわせて選択するのがおすすめです。
詳しくは、後ほど「目的にあったデジタルウォレットの選び方2選」でお伝えします。
また、下記の記事ではウォレットサービスの特徴や、企業が利用者向けに活用する効果・活用事例などを紹介していますのでご一読ください。
デジタルウォレットの仕組み
デジタルウォレットは、名前や請求情報などがオンラインデータベース上に保存され、支払い時にそれらの情報へアクセスして使用される仕組みです。
利用者は、アプリやWebサイトからアクセスして取引できます。
またデジタルウォレットは、保存されたデジタル資産を保護するために、さまざまな暗号化やセキュリティ対策が施されている点も特徴です(指紋認証や顔認証・秘密鍵などを利用する)。
例えば、秘密鍵はデジタルウォレットごとに作成され、基本的には所有者のみがアクセスできるためセキュリティが強化されます。
多くのデジタルウォレットは、電子マネーに加えてクレジットカードやデビットカード・銀行口座などの支払い情報も保存できる仕組みになっています。
デジタルウォレットとデジタルマネーの関係性
デジタルマネーとは、電子情報だけでの決済を可能にするもので、代表例に「電子マネー」や「仮想通貨」などがあります。
前提として、デジタルウォレットもデジタルマネーを使用するサービスです。
デジタルウォレットは、デジタルマネーでの支払い機能に加えて、デジタル資産・ID属性情報などの管理もできます。
一方でデジタルマネーには、デジタル資産やID属性情報を管理する目的はありません。
▼デジタルウォレットとデジタルマネーの特徴
デジタルマネーの特徴・種類ついては下記の記事でも解説していますので、より詳しく知りたい方はぜひご一読ください。
デジタルウォレットを使うメリット
デジタルウォレットを使うメリットとして、次のようなものが挙げられます。
デジタルウォレットを活用すると、時間や場所を問わずスピーディに決済できる点が魅力です。
現金を取り扱うことがないため、店頭のレジでお金の受け渡しをしたり従業員がお釣りを数えたりしなくて済みます。
また、デジタルウォレット上でお金の管理ができるので、手書きで家計簿をつける必要はありません。
非接触で決済できるため、感染症予防の観点からもおすすめです。
デジタルウォレットを使う際の2つの注意点
便利に使えるデジタルウォレットですが、下記2つの注意点も存在します。
知らずに後悔することがないように、事前に把握しておきましょう。
【注意点1】デジタルウォレットに未対応の店舗もある
日本でも少しずつキャッシュレス化が進んでいるものの、デジタルウォレットそのものに対応していない店舗が存在するのも事実です。
また、デジタルウォレットは種類が多く、他のサービスは使えても自分が所有するサービスに対応していないケースもあるので注意しましょう。
当然ながら、デジタルウォレットに未対応の店舗で支払う際は、現金やクレジットカードなどの決済手段を選択することになります。
【注意点2】実物のお金を使わない分、使い過ぎてしまうおそれがある
デジタルウォレットは現金を使わない分、お金を使った感覚がなく使いすぎてしまうおそれもあるので注意が必要です。
収入に対して「ウォレット残高にいくら資金を追加しても大丈夫なのか」、「いくら貯金をするか」など、計画性を持って管理するようにしましょう。
目的にあったデジタルウォレットの選び方2選
種類が多いデジタルウォレットですが、どのように選べば良いのでしょうか。
本章では、目的にあったデジタルウォレットの選定ポイントを2つ紹介しますので、ぜひご参照ください。
【選び方1】自分の求める機能があるか
決済機能だけではなく、デジタル資産やID属性情報なども一括管理できるのがデジタルウォレットの魅力です。
また、サービスによっては生活に役立つミニアプリを提供しているものもあります。
デジタルウォレットを活用するにあたり、経費精算やクーポンの提供など「利用者がお得になる機能」が充実しているサービスを選ぶのがおすすめです。
それぞれ特色がありますので、複数のサービス内容を比較して自分の求める機能があるか確認しましょう。
【選び方2】よく利用する店舗・サービスで使えるか
前述したとおり、デジタルウォレットに未対応の店舗も存在します。
自分の求める機能があるサービスを所有できても、実際に利用しなければ意味がありません。
そこで、よく利用する店舗・サービスで使えるかどうかを事前に確認しておきましょう。
多くのサービスでは、公式サイト上に下記のような記載がありますので、チェックしてみてください。
デジタルウォレットの使い方
デジタルウォレットの細かな利用方法はサービスによって異なりますが、ここでは一例を紹介します。
利用するデジタルウォレットが決まったら、サービスページやアプリ上で自分用のアカウントを作成します。
アカウント作成時には、氏名や住所のほか「紐づけしたい銀行口座」や「クレジットカード」の情報なども必要になるケースがありますので、事前に用意しておきましょう。
アカウントの作成が完了したら、デジタルウォレットに資金を追加します。ここまでで、デジタルウォレットを利用する準備ができました。
店舗などで実際に利用するときは、決済手段としてデジタルウォレットを選択しましょう。
デジタルウォレットでよくある2つの質問と回答
最後に、デジタルウォレットでよくある2つの質問に回答します。
気になるものがあれば、ぜひチェックしてみてください。
【質問1】デジタルウォレットのセキュリティは大丈夫?
多くのデジタルウォレットでは、さまざまな暗号化やセキュリティ対策を採用しています(指紋認証や顔認証・秘密鍵など)。
セキュリティリスクが「0」ではないものの、各サービスがセキュリティ対策を強化していることは事実です。
【質問2】スマートフォンをなくすとデジタルウォレットはどうなる?
各サービス、生体認証や秘密鍵などでセキュリティ対策をしているので、スマートフォンを無くしたとしてもすぐに悪用されるケースは少ないと思われます。
ただし、悪用防止も兼ねて、スマートフォンをなくした際は下記の対応を検討するのがおすすめです。
また、悪用を防ぐためにスマートフォンの生体認証やロック設定も済ませておくと、紛失した際により安心できます。
目的にあったデジタルウォレットを見つけて活用しよう
今回は、デジタルウォレットの概要から使い方まで網羅的に解説しました。ここで、これまでの内容をまとめます。
デジタルウォレットは、支払い機能だけではなくデジタル資産・ID属性情報などの管理もできる便利なサービスです。
給与デジタル払いが解禁されたこともあり、今後はデジタルウォレットでお金を管理する人が増えてくると予想されます。
自分の目的にあったデジタルウォレットを見つけ、ぜひ日々の生活のなかで有効活用してください。
なお、きらぼしテックでは、前給サービスと連携できるデジタルウォレット『ララPayプラス』を提供しています。
「前給」とは、働いた範囲内で必要なときにお金を受け取れるサービスです。『ララPayプラス』には、「前給」からも残高チャージができます。
デジタルウォレット『ララPayプラス』には下記のような機能があり、「前給(前払い金)」の残高を使って幅広く活用することが可能です。
『ララPayプラス』は、どなたでも無料でダウンロードできます。
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